2014年10月23日木曜日

借金体質①



車と並んで、借金生活の大きな要因が私のショッピングにありました。


子供の頃から見栄っ張りで、ファッションや美容が頭の大部分を占めている残念な子でした。


初めて借金をしたのは大学生の時です。


当時ブランドバッグが欲しくてしょうがなかった私は、ベルメゾンでプラダのリュックを分割払いで購


入しました。


もちろんこの時は借金してるという感覚など微塵もなく、月々1万円で買えてラッキーくらいの感覚


です。


お小遣いは大学生になった時からもらっておらず、収入は週3~4回の電話受付と週1の家庭教師


のバイトで、合わせて6万くらいでした。


それでもお金は足りなくて、あれもほしいこれもほしいと、バイトの時間に皮算用しながら、買い物


の事ばかり考えていました。


あるときバイト仲間で一番仲の良かった友人が、上手に買い物をしているのでどうしているのか尋


ねてみました。


そこで教えてもらったのがクレジットカードのリボ払いだったのです。


おバカな私にとっては夢のような支払方法。


早速手続きをし、今まで一度に使ったことのない額(多分5万くらい)の買い物をしました。


けれどもその嬉しさは長くは続かず、買い物をしていない月も当たり前ですが支払いがあることを、


苦痛に感じるようになったためその後カードを解約。


そして大学も卒業を迎えた頃、ローン地獄への足を踏み入れることになったのです。


ありがちなハワイへの卒業旅行。


支払いは就職してからの4月からという誘い文句にまんまとはまり、


アホな私は旅費をローンで、買い物はリボ払いで総額30万ほど使ってしまったのでした。


ちなみに一緒に行った賢い友人はコツコツとバイトで貯めた貯金でお支払い。


たくさん一緒にいる時間があったのに彼女から何も学べなかった残念な私です。


就職してからもまた私は、それが借金地獄への階段を上ることともつゆ知らず、同僚からあること


を教えてもらいました。


三和銀行で口座を作れば、引き落とし時に残金がなくても自動的に立て替えてくれるというもので


した。


それからというもの私の口座は常にマイナス。


給料が入れば補填され、またしばらくするとマイナスという状況に陥ってしまいました。


そんな人様には言えないような身であったにもかかわらず、借金を10万ほど抱えたままなんと私


は結婚したのです。



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